8月6日

被爆3世です。
胎児だった父をかかえ
生き延びた祖母に感謝をする日。


そう思うようになったのは
長男を妊娠していた8月だった。
祖母と同じ年齢 同じ妊娠5ヶ月だった。


祖母は爆心地から1.5kmとない白島で被爆し
背面に火傷を追った体で
ひたすら口田の舅姑の避難先である家へと歩いて逃げた。
その後2本の太い解毒剤注射の手当をうけることが出来たのは
多くの被爆者の中で
恵まれていたという他ない。
注射をした太ももの穴からは
二日間ドロドロとした どす黒い液体が
流れ続けたのだと。


8月15日 祖母は布団に横たわったまま 
同じく白島で被爆した祖父の寝床まで
引き寄せられた。
医師であった祖父は少しだけ体を起こし
眼鏡を外し
「これなら大丈夫だ。」
その言葉を残し 息を引き取った。


その後再婚することなく
女手一つで二人の男の子を育ててきた祖母は
現在93歳。
気丈でなくては生きてこられなかった
祖母は未だ健在だ。


被爆者の数だけ 悲しい過去がある。
これは祖母というたったひとりの
たった一例の被爆者の話。


けれど
子どもたちがもう少し大きくなった時
それが自分の命につながっていること
その血がながれていて
これからも命がつながっていくことを
知ってほしいと思う。
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